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上履き※足の危機

ほとんど3ヶ月置きに買い換える息子の運動靴。
一時期の急激な成長ぶりは見られず、まだ大丈夫そうに思うが念のため
通いのシューズショップでチェックしてもらいました。
前回8月後半の購入から3ヶ月ちょっと。
やはり足の成長も安定期に入ったらしく節分頃までは履き続けられそう。



来春息子が通う園の上履きは1cm刻みの浅いバレーシューズ。
せっかく今まで気を遣ってきた子どもの足の成長。
本格的成長を続ける3~6歳のこの時期に一番長い時間履くのが
足を守ることを第一優先に考えたのではなく
単に脱ぎ履きしやすいってだけのバレーシューズてことになるのでは
いままでの苦労も水の泡だ。
幼稚園としても長いこと取引を続ける業者との義理もあろうし
高性能の上履きはそうでないものに比べて値が張るから
保護者の顔色を伺わないといけない事情ってのもあると思う。
でもでもでも、子どもは遊ぶのが仕事、身体を動かすのが仕事、
我が園の特色は年長には1km近い距離を走るマラソン大会や
週に2回体育の授業に取り入れて体力づくりに力を注いでいるという園の
上履きがなんのホールド性もないただのゴムバンドのバレーシューズで
いいのか?

ショップのフィッターTさんに相談してみた。
「この時期、その心配で相談にみえるお母様が多いんですよ」とTさん。
そしてとても有りがたい話しをきいた。
子どもの足の大切さを伝えるためならばその場さえ用意できれば
どこへでも講演に来てくださるという。
園から指定された上履きの安全性に不安をもつ保護者が集まって
Tさんの講演会を催し、その力でそれまでの上履きを“指定”ではなく
“推奨”にとどめることに成功した例もあるという。
【Tさんは講演するにあたって一切の謝礼を受けない。
あくまでもボランティアで子どもの足を守ることの重要性を
広く世間に広めたいと仰る】
保護者1人が園にあれこれ言っても「1人だけ違うのは仲間はずれのモト」だと
言われ小うるさい親だと思われて終わってしまうのがオチかもしれないが
それと子どもの足の成長を引き換えにしてしまうのは
あまりに代償が大きすぎる。

一番のネックは、私が人前に出るのが嫌いで吊るむのが嫌いだという点だ。
今までの人生、できるだけ1人で済むことはそうしてきた。
大人げないと言われればそれまでだが、誰かに気を遣ってしたくない同調をして
過ごすくらいなら多少孤独な目を見ようが気楽に1人でこなすほうがいい。
(もちろん100%押し通したら社会で生きていけないのでそれはそれなりにだったけど)
根本的に何かをするのに人を誘うことが大嫌いで苦手なのだ。
今まではそれで済んできたのだが、親と子が揃って一組扱いのこの時期、
それを苦手だ嫌いだと言ってはことが進まぬことが多すぎる。
腹を括って最低限必要だと思われる事柄ではナケナシの協調性を
引っ張り出してやり過ごしてきたが・・・
でもやっぱり息子の足の健全な成長と自分の我を天秤にかけるわけにはいかない。

3月の後半、入園予定者の保護者が集まって最終的な説明会が開かれる。
質疑応答もあるだろう。発言するとすればこの機になるか・・・
(いきなり父兄の前で爆弾落とすと3年間キツいか?まずは個人的に相談だろうな?)
by tanosi-ie | 2005-12-08 15:20 | 3号の日々